妄想日記(ホワイトデー)今日はホワイトデーでしたね。 貴方が来てくれるのを待っていましたよ。 きちんとお返しのプレゼントは用意してありますよ。 どの箱にしますか? シャンパンでしたね。 良ければ一緒に飲みませんか? では乾杯しましょうか。 乾杯! ゴクゴク・・・ 口当たりが良いとすんなり飲めてしまいますね。 さ、貴方ももう一杯いかがですか? ではもう一杯。 ゴクゴク・・・ (ゴクゴク・・・) ふぅー。 何だかもっと飲みたい気分になってしまいました。 じゃあ今日は朝まで飲み明かしてしまいましょうか? ・・・でもどうなってもしりませんよ?私も一応男ですからね。 ・・・・・・・ 何だか少し刺のある言い方ですねぇ。そんな事言っていると本当に男になってしまいますよ? ぐびぐび・・・ 今日は私、とことん飲みます。決めましたからね! ぐびぐび・・・ ゴクゴク・・・ 紅茶をチェイサーにのむシャンパンは最高ですね。 ワタリー!おつまみを用意して下さい!! 貴方もいかがです? 角砂糖のジャリジャリ感とシャンパンのシュワシュワ感が絶妙ですよ? あぁ・・・上手く積み上げられませんねぇ。私、かなり酔っているかもしれません・・・ひっく。 どれどれ? (Lは貴方の目を見つめています) 確かに、少し酔っているかもしれませんね。 瞳が潤んでますよ? そうですか? ではまだ飲み足りない様ですね。私も貴方も・・・ さ、もう一杯どうぞ? ぐびぐび・・・ はぁ。 私、もう本気で酔ってますからね・・・ 貴方のせいですよ? ひっくぅ・・・ 確認しますよ? グイッ! (Lは貴方を強引に引き寄せました) さっきより瞳が潤んでますね。 貴方の瞳の中に、私が映っていますね。 潤んだ瞳の中で、私が揺れてます・・・ チュ。 そんな目をされたら、誰だってキスしたくなります。貴方、ずるいです・・・ ずるくない、ですか。 少しひねくれたところも可愛いのですが、私の前では素直に認めた方が無難ですよ? 第一、私は今かなり酔ってます。貴方が認めないなら力ずくで分からせてあげても構いませんよ? 貴方の引かないところも好きです。 でもそれが私を余計に駆り立てるんですよ? ずるい貴方には罰を与えなければいけませんね。 罰を与えて欲しいだなんて。私を挑発してますね。 ではこちらに。 ギュウゥっ! 嫌です。 罰を与えられている人間が口答えしないで下さい。 ぎゅっ。 嫌がってるくせに、さっきより目が潤んでますよ?本当は嬉しいんでしょう? それは良かったです。 これはあくまでも罰ですからね・・・ では、貴方を困らせる事をもっとしましょうか。 ちゅぅ・・・ チュ、ちゅぅ。 ふふっ。 こんな子供みたいなキスじゃ貴方も困りませんよね? もっと激しいのをしましょうか・・・ (Lは貴方の顎を軽く持ち上げました・・) くちゅぅ・・・ チュっ・・っ・・ 舌を、絡め合いましょう? ん・・・ちぅ。 クチュッ、んっ・・ 舌が絡み合う音って、凄く淫らですよね。 貴方も凄く淫らな表情になっていますよ? そう言うとLはわざと音を立てるように、激しく貴方に舌を絡めてきました・・・ 吸い付いては離して、絡めてはまた吸い付いて・・・ はぁ・・・ もう、限界です。 キスだけなのに、こんなに感じてます・・・ 本当に、もう限界です。 貴方もそうでしょう? ・・・・・・ じゃあ、いつもの様にここで止めるとしましょう。 罰ですからね・・・ でも、貴方にプレゼントをあげましょう。今日はホワイトデーですからね。 私が約束の時・その時が来ましたと言った時に、貴方が待ち望んでいる事に応えます。 だからその時は、貴方は二人の合い言葉を言って下さい。 その時は・・・・ いえ、今はまだ秘密にしておきましょう。楽しみは最後に取っておかなくてはいけませんからね。 そう、ショートケーキの苺の様に・・・ |